下が古い.上が新しい.間は他所

2009-03-17

やっぱり Mahner & Bunge のいう生物学的価値はアブナイような気がしてきた.当然,それを用いて定義される適合とか適応って概念も.

2009-03-16

機能形態学は,一見すると「機能と形態には関連があるから理解しやすい」という楽観的なパラダイムに支えられているかのようで,実は「機能と形態との関係は多対多であり,しかも機能は無限に想定できるので理解しえない」という悲観的なパラダイムで出来上がっていたりする.

とりあえず,機能形態学 (笑) に興味があるなら,幾何学と力学と統計学,それと認知心理学を学べばよい.間違っても functional morphology という単語が含まれる文献を手にしてはならない.

なんか送球があったので,まとめはじめてたり.

2009-03-14

マンガとかによく出てくる,やたらと計算高いというか,相手の行動を寸分違わずシミュレーションして主人公を苦しめながらも,主人公の予測不能なまでの頭が悪さとかよく分からない愛とか何とかを前にして「ばかな,僕の計算は間違ってなかったのにっ」と言いながら負けていく悪い意味での天才キャラ.21 世紀にもなって古典的決定論に毒されているという意味では間違いなく痛いキャラなのだが,アレを決定論の誤りとして描いてる例を見たことが無いあたり,単に,勉強が苦手だったり愛に生きたりする読者に媚びているとか,執筆者が何かコンプレクスを抱いているとかそういうことだけではなく,決定論まわりの理屈が根本的に理解されていないというか,(実は存在しない) 仮想敵としての科学万能主義が残っているというか.

2009-03-13

プロトタイプベースのクラスとして定義というあたりに若干の違和感もあるが,逆に言えば,根がプロトタイプベースゆえ,いくらでも恣意的な定義を生み出せるし,観点が違えばあっさり却下できてしまう.だが,人とか自分をプロトタイプに据えない定義の場合,人とか自分が生物ではなくなってしまうことがある.むしろ,自分をプロトタイプに据えるクラスを人間とか生物などと呼んでるというような感じ.

2009-03-13T13:032009-03-13T13:07 について.気が狂ったとでも思った?少しだけ緩めて,それぞれ,生物は人間のようなものだ,人間は私のようなものだ,に変換すればいい.何を生物や人間のプロトタイプと思って考えているかという問題.あるいは,生物や人間という概念はプロトタイプベースのクラスとしてしか定義できないんじゃね?という提案.

今日のありがたい言葉:人間は私である.

今日のありがたい言葉:生物は人間である.

古生物の対義語は現生生物でいいような気もするが,生物というのは時間面をまたいで存在するので,単に現在と過去とを分ける区分では対応しきれず,過去にも生きていて現在はもういない場合と,現在も生きている場合との 2 つに分けなければならない.実際,絶滅種と現生種という言葉にはそういうニュアンスが含まれているわけで,古生物というよりは絶滅生物って単語を使えばいいような気もする.むしろ分類以外の場に於いて「種」という概念と単語を全力で排除したい場合,どんな単語を使えばいいんだろうかという悩み.

2008-11-14T03:30 の続き.paleontology の対義語が何かといえば paleo- を取っ払った ontology ではなく neontology だろーね,という話.現在の非生物を過去の生物として解釈するという言い回しをしてきたが,実のところ,現在の非生物と生物とを分ける,あるいはヒトとそれ以外とを分けるということが非常に重要.

2009-03-09

心身二元論,生気論,強い (弱い) 人工知能,クオリア,この辺の概念の違いは何かという疑問.あるいは,そういう反語.

2009-03-05

見ての通り,毎度ここの投稿は一段落のみで構成されているわけだが,特に p タグで括ることもなくダラダラと書き込むと勝手にタグを付加してくれるという仕組み.逆に,あえて複数段落の構成にしようと p タグを書くと,冒頭の空文字列に p タグを付けてくれる.実は同じ blogger 上でこっそり別の blog を運用しているのだが,そっちでは勝手な p タグの付加は起こらず,自分で p タグを付けて複数段落構成にできる.p タグの付いていない投稿が一つでもあると,あるいは最初の投稿がそんな感じだと,他の投稿でも同様に世話を焼いてくれるんではなかろうかと想像.

さらに続き (2009-03-05T14:08).supertree どころか super-network なんて概念まで生み出されていたり.

さらに続き (2009-03-04T18:25).「関係」を正規化しろ,話はそれからだ!みたいな感じなのだが,その後の処理は要するに supertree method.とはいえ,対立関係にある (あった?) supermatrix のコトはよくわからんので,これから読む.もっとも,個人的な興味は「樹」を作る方法の形式化より「関係」をつくる方法の形式化だったりするし,「樹」にはあまり固執したくない (とか書くとその筋の人に罵倒されそうな).

最節約法による分岐学的系統解析とスペクトルクラスタリングは何が違うんだろうっていう.

2009-03-04

2009-03-04T11:47の続き.要するに,body の解析に先立って header の解析が要るんじゃねーの?ということ.

系統解析に用いる「データ行列」とよばれる何かが実のところ「行列」ではなく,あえていえば「関係」だというのは過去にも書いたと思うのだが,そもそもあの解析手法自体,「型」を比較しているのか「値」を比較しているのか,そこんとこがマトモに論じられているのを見たことがない.見たことがないだけだけど.

2009-03-02

yahoo! news のコメント機能にまつわるアレコレ (2009-02-06T09:53).記事に id を振らず,ユーザ名も頭の 3 文字だけしか表示していないせいでリンク可能性が著しく低下しているよーな.

よくよく思い返してみると,有孔虫や放散虫みたいなプランクトンを食べる生物が何者で,それがどうやってエサであると認識しているのか,これっぽっちも知らなかったり.

一晩ほど web 情報のみに基づいて心理学って何やってんの?ってことを妄想.個人的にいちばんとっかかりやすかったのは機能主義的な心理学ってやつ.とにかく「心理」とか「意識」とかよくわかんないから,とりあえずそれを「状態」扱いにして,環境や入力に応じてどんな出力があるかを色々試してみよう,ってことらしい.つまり,環境も入力も同じなのに出力が違えばそれは心理の違いによるものだ,という発想.で,そのときの脳の「状態」を fMRI 使って直接見てやろうってのが最近の流行り.この心理を状態として持つ関数的な何か (閉包) ってのは,複数の閉包の合成と見なすことができて,個々の閉包を「心のモジュール」と称するわけだ.このモジュールと脳神経系のサブセットが一対一対応するかは不明ということになっていて (というか,あれだけ複雑で冗長性の高そうなネットワークにおいて,厳密に一対一対応である必要はこれっぽっちもない),そこを勘違いした生気論的何かが蔓延っているらしい.ともかく,一見複雑な心理という状態を持つ何かは,実は離散的な細かいものの合成であって,しかも全てが同時に獲得される必要はなさそうというのが肝.故に,それを形質として系統解析ができるんじゃね?というのが進化心理学 (もちろん,他の系統の生物の心理と比較せずに系統解析とか笑止).そういう意味で,いわゆる "ポップ進化心理学" ってのは極めて創造論的.

機能主義 (functionalism) という言葉の多義性とか,機能主義への的外れな批判に辟易してみたり.

2009-03-01

気がしただけ.

確かに真っ当な心理学と真っ当な進化心理学と真っ当な脳科学は存在していいような気がしてきた.

どうやら世の中には「ポップ進化心理学」以外の真っ当な進化心理学というものが存在するらしい.

2009-02-28

「個体には『意識』があるけど,個体群には無い」という盲信.

今日覚えた言葉:progressionism

2009-02-27

3P にドラゴン宮下ががが.

2009-02-23

そんなに「絶対」という概念にしがみつきたいものかねぇ…

www.mer-maid.jp 定点観測所だより:今度は「川村明宏博士の『ジニアス記憶術』」とかいう謎商品の宣伝サイト.http://www.mer-maid.jp/kioku.html から http://www.kioku-jutsu.com/it/ に飛ぶ仕様.