下が古い.上が新しい.間は他所

2009-10-29

今日の謎タイトル:Accelerators and dinosaur

2009-10-28

某掲示板定点観測所だより:絵なら英語と違って分かりあえるなんて思ってるあたりが末期的.

2009-10-25

_Tanistropheus_ と _Dinocephalosaurus_ の頸と四肢の関係を見てると,結局あいつらの形状も骨の反復性に支配されているような気がしてくる.

「不整合」って反証不可能な概念なんじゃないかとかなんとか同僚とモニョってみたり.

今日の buzzword:不整合

2009-10-24

さてさて,俺 paleontologist だったっけ?

2009-10-21

いまさらながら Seilacher の言う konstruktions morphologie (constructional morphology) なる概念を整理しておこうかなぁ,などと思い立つ.

2009-10-19

ecology と paleoecology の間にある何かが気になって仕方ない.たぶん,普段目にしている paleoecology の話はタイムスパンが長すぎて,個体数の変動ではなく種の構成の変動の話になってしまうため,現生に関する ecology の教科書を読んでも全然役に立たない,というような感じ.

某掲示板定点観測所だより:それにしても、こんな珍説(尾による推進飛行説)がNHKで放送されていたのですか。地学・生物プロパーの方は、飛行体の挙動について物理的におかしなことを何故か「確信をもって」語る傾向があるんですが、件の説はその典型例ですね。

2009-10-18

底生有孔虫化石群集とか,そういう底生生物だとしても有孔虫だとしても中途半端で恣意的な括りで解析をしてもいい (あるいはよくない) 理由というのを考えてみたり.

書誌結合による文書の「系統関係」って,引用文献の項を除いた文章そのものからどの程度復元できるんかね?

テキストマイニングというか,文書クラスタリング.ひとつの文書に出現する単語 (形態素) の組成をベクトルで表現して,各単語の出現頻度や共起性なんかに基づいて,複数の文書をクラスタリングするというアレ.この場合,文章が何を意味するかとか,単語がそれぞれの文章の中でどのようなロールを果たしているかなんてのはどうでもよくて,単純に出現するかとうかということが問題とされる.これはちょうど,各生物体が生態系の中でどのようなロールであるかの情報が欠損し,単純に居たか居ないかが問題になる群集組成を扱う事態に対比できる (もっとも,化石群集では出現したか否かに関するデータ自体に欠損がある).問題は扱う文書ないし化石群集の時系列性.つまり,同時間面の異なる地域の群集を扱っているのか,同地点の異なる時間面の群集を扱っているのかということ.文書の場合には,引用の構造なんかを使った場合のグラフクラスタリングとの比較ができるので,その辺の効果の見積もりができると面白いなぁ,とかなんとかいう妄想.

化石群集解析ってテキストマイニングっぽいよなー,とかなんとか.

昨日のありがたいお言葉:お金がないなら山に籠ればいいじゃない(地質調査的な意味で

某掲示板定点観測所だより:生兵法は怪我の元.

2009-10-14

やはり科学の凄まじさってのは,延々考えた末辿りついたところに「はっはっは,お主が通ってきた道など云十年前に通ってきたわ」とかいう人が何人もいるところに尽きる.

2009-10-13

function と聞いて Haskell みたいな関数型言語を想起する人にとっての function (関数) には副作用などあってはならないものなのだが,機能主義の人にとっては副作用のない function (機能) などありえない.というか,副作用こそが機能.

たぶん,古生物の復元は MPBF 派の考えに従い現生生物の MB 対に基づいて行われているのだけど,古生物の B なんてどこまでいっても憶測で,せいぜい分かるのは MP 対くらいでしょ,といういつものお話.これが実験生物屋さんあたりだと P も怪しいもんだぜ?とか言い出しちゃうところに,ロボット屋さんが P くらいならいけるよ,とか言い出してるような現状.つまり古生物でも何とか MP 対まではいける.そんなわけで,とりあえず MPF で考えておこうということになる.進化の話として面白いのは,MF と PF のどっちが強いかを判別すること.といったところを考えて,確かに例の棒状生物は MP まではいけそうだけど,MF とか PF を出せる気がしない.一方で MF や PF を出すには微化石くらいの産出密度が欲しいけど,こんどは MP を出せる気がしない.そんな深夜のネガティブ思考.

MPF 派と MPBF 派の違いは相当根が深いような気がしてきた.混同するとぶっ殺される勢いかもしれない.

2009-10-12

「『下ネタ』だからダメ」みたいな発言の気持ち悪さは,単純に話し手と受け手の好みや事情の違いで生じるものというよりは,ある種の表現をブラックリスト方式で制限する安直さに起因してるような気がする.だからこそ,いかにしてそういう安直なブラックリストをアクロバティックに回避するかというエクストリームなゲームが成り立つような気もする.

今日覚えた言葉:stratophenetic tree

2009-10-11

何か盛大に勘違いをして今日に到っている気がしてならない.

真面目に遺伝学の勉強しないと,いよいよホントに何言ってるのかわかんなくなってきた.

虚学と呼ばれる方が,虚数っぽくてステキなものに思えてくる.これからは虚学をやってることにする.

読めば読むほど Arnold (1983) の Morphology -> Performance -> Fitness,あるいは Garland and Losos (1994) の Morphology -> Performance -> Behavior -> Fitness がわからなくなってくる.

やっぱり performance が問題.

2009-10-10

今日のやや意外な発言:数学って理系ですかね?

発話がおよそすべてコピペで面白くないどころか腹立たしい人の何が面白くないのかを若干考察.話というのは,全く個人的な経験を除けば自分が又聞きしたものなのであって,コピペそのものが悪いわけではない.おそらくリザルトだけでなくディスカッションの項目までコピペなのがよくない.

いいかげん歯医者に行かねば…

2009-10-09

何かを受信して唐突にトライガンのサントラを購入.

2009-10-08

いわゆる離散形質を使った最節約法による系統解析 (分岐分析) もさることながら,Navier-Stokes 方程式を暗算で解いてることになってるあたりも笑いどころ (某方面を向きつつぼそりと).

2009-10-06

意見が平行線を辿った結果としてどっちが大声を出せるかというところに至ってしまうとアホで無責任な暇人が圧倒的に優勢,ってのはなんとかならんものかねぇ.

某掲示板定点観測所だより:大事なことなので3回言いました.

2009-10-04

某掲示板定点観測所だより:世界共通文字 (笑)

某掲示板定点観測所だより:およそ予想通りの反応.さてどーしたものやら.

結局,話が自分の好きなものを否定するのはやめてください><的な面白くないものになったのでやめる.

素人が支離滅裂な話をするという行為 (それを公に吐きだす行為) は構わないと思う.ただし,声が大きい奴が勝者という理屈で SPAM じみてくると,これは対処すべき問題かもしれない.

もちろん,一般人による研究者の評価が不当かどうかなんてことを適切に測ることができるかという問題はある.

素人が支離滅裂なことを言うこと自体は当然で,そんなことを否定したいわけじゃない.その支離滅裂な話のついでに,研究者の仕事を不当に貶めるようなことを言い出されるのが嫌いなだけ.

某掲示板定点観測所だより (場外乱闘編):「俺様が最強!」「お前は最強じゃないから『俺様が最強!』とか言うのやめとけ」「お前は最強じゃないから何も言うな!」

某掲示板定点観測所だより:ついカッとなってやった.今は(ry.「職業研究者とそれ以外,すなわち素人」という対立軸で語るのは全くナンセンスだというのは常々思うところで,その辺の詰めが甘すぎるとは思う.

2009-10-02

某掲示板定点観測所だより:ようやく自分のことを言及されていることに気づいたか.とはいえ,こっちは今のところ察知されていないようで,それはそれでアレですが.