下が古い.上が新しい.間は他所

2007-12-23

科学における定説は多数決で決まったり,あるいは定説と呼ばれるものに拘泥していたりするものと思われているらしい.前者については逆で,多数決で事実を決めるというよりは,事実に対し多数が応答するというべきで,理由と結論が逆だったりする.後者について,科学者は想像力が乏しいなどと批判されることがあるが的外れで,たくさんある可能性から,確率が著しく低いものを切り捨てて語っているだけだったりする.つまり想像力は確かに必要なのだが,想像した可能性に大小関係をつける能力があるかないか,というのが科学的な人とそうで無い人の違いなのだろう.