下が古い.上が新しい.間は他所.
2007-05-28
2007-05-26
とりあえず新しいメインマシンは動いているのだが,ブートのときに acpi 関係のエラーを吐き出すのが気持ち悪い.ASL を自分で書くとか,かなりめんどい.参考:FreeBSD handbook, 11.16
2007-05-24
ちなみに RAID チップは,abit nv7-133r 上の HPT370 でズッコケて,苦労と試行の IT8212F のカードで成功.まぁ,たまたま使ってたマザーがあちこちやばかったりするので,HPT370 固有の問題かは不明.
ad*s* WARNING - WRITE_DMA UDMA ICRC error (retrying request) .. みたいなエラーを大量に吐かれたわけだが,どうやら結局 RAID チップまわりっぽい.巷を見渡してみると dma モードではなく pio モードなら ok だとか,ide ケーブルの不良だとかってことになっているが,HDD 自体の損傷というわけではないらしい.
2007-05-22
2007-05-21
2007-05-20
コマンドが羅列されるマニュアルというのは,正確性は高いし,その通りの操作すれば期待通りの結果が得られるの便利なのだが,わかりにくい.何がわかりにくいかといえば,具体的すぎるから.つまりそれぞれのコマンドが何をするものなのか初心者には全く謎であるとともに,コメント行も行指向だったりするために大局的に何をしたいのかがわかりにくかったり,要するに抽象度が足りない気がする.まぁ,わかりやすい抽象度なんて人によりけりだけど.
2007-05-19
で,必ずこう訊かれるわけだ,「どこでそんなの覚えたの」と.そんなの,ぐぐって仕様書やらマニュアルやら人柱さまの報告を読んだだけ,としか答えようがない.多分,ことの本質は検索の仕方がわかんないとか,検索って概念がないとか.仮にも理系学生やってるならそれくらいの概念はあってしかるべきと思うんだが.あるいは「図解なんちゃら」みたいなインターフェイス依存の操作を覚えるばかりで,その背後の理屈を全く理解してないとか,する気がないとか,やっぱり根本的に間違ってる気がする.
新しいの買っちゃったし,てことで古い方をゴニョゴニョしたら,動くし.なにこのマーフィーの法則.まぁ,もともとメモリやらlanやらusbやら,とにかくマザボにアレコレ不具合があったわけで…と自分を納得させてみる.
2007-05-17
2007-05-16
いつもどおりフツーに使ってた PC が突然落ちて,やたらと BIOS がビープ鳴らしてきて,11.5 倍だったはずの CPU の倍率が 10.0 倍でしか認識されなくなるとか,これはいよいよヤバイかもしれない.
2007-05-15
で,ひとつ思うのは,ふと思いついた作用像 A が自明でなく他の作用像 B がある場合,先行する A に関する研究はダメな研究なのか,ということ.あるいは今現在から将来の科学者が思い付く限りの全ての作用像を想定したとき,それとて人間の環世界ということで,対象となる生物の真の環世界が本当に分かるかどうかは怪しいわけで,それを理由に作用像を考えることが非科学だと断言してもよいのかね?ということ.
こういうとき「記載は良い,理論は悪い」みたいな言い方をされるのが非常に嫌なのだが,そういう人の言う客観というのがどうも信じられない.今現在の人間の環世界において,長頸竜の脚を鰭として記載することは「泳ぐ」という作用トーンで扱っていることを暗に示すわけだが,仮にこのトーンの設定が誤っているとしたら,どのような表現でその形態を記載するべきか,という問題に至ってしまう.鰭として見ているからこそ,その形状をコードとスパンという変数に縮約できるわけで,そうでなければ得体の知れない妙に複雑な閉曲面を示す式に成り果てるか,せいぜいそれを統計的手続きに従って要約した無意味な値ができあがるだけとなる.それを客観と呼び,その数字さえ出ればいいというのなら,それ以上のことは一文字たりとも書かないで欲しいのだが.
結局,機能形態学のヤバイところというのは,或る形態を見て何らかの機能を想起すること,つまり知覚像から作用像を生み出す行為自体が妥当か,そのアフォーダンスは自明なのか,というところに尽きる.
2007-05-14
こういう二項対立とか,物事を理解する上ではいろんな切り口があるし,そうでなければ理解などできないのだが,生物の分類体系として系統という概念のみに偏ってしまうのには若干の弊害がないのかね?とか思ってしまうわけだ.
Krebs の本もそこそこに,Pough, Janis and Heiser の Vertebrate Life (7th) を読み漁る私.図書館の教員選定本ということで目に止まったわけだが,脊椎動物の教科書としては久々のヒット.だいたいこの手の本は各クレードごとに章を分けて,という流れで,この本もそういう部分があるのだが,水中生活と陸上生活,内温性と外温性,sauropsida と sinapsida という具合に分かりやすい二項対立を示しているところがステキ.
勉強しなきゃならないことだらけなので,各分野の大枠をとらえるのに苦労するのだが,そういうときは,できるだけ新しい教科書を2冊ほど借りて,目次を写経して,気になる単語を grossary で索いて,本文はあとまわし.分野間の繋がりを確認するだけにどどめ,あとから参照できるように備えておく.というわけで,Krebs の Ecology (5th)を写経中.
2007-05-13
2007-05-12
2007-05-11
研究意義については,かれこれ一年半近く悩んでいたわけです.そりゃあ,古脊椎動物の研究を小馬鹿にする人やら,理論系の研究を小馬鹿にする人やら,そんな人ばっかの中でやってりゃ嫌でも悩まざるを得ない.
最大の問題は「機能」とか「形態」という単語の意味の曖昧さにある.とりあえず,機能は形態によって定義されるものであり,機能のために形態があるわけではない.そして機能によって現れる性能が自然選択の対象になる,というのが現段階での個人的見解.
functional morphology の気持ち悪さというのは,形態がかくある理由を或る機能を実現するため,などと目的論的説明をしてしまうところにある.あのラマルキズム爆発な説明が,実に耐え難い.敬虔な functional morphologist はそうでないはずだが,少なくともそうでない教科書を読んだことがない (大した数を読んだわけでもないが).
2007-05-07
割とどうでもいい話ではあるけど,punctuated equilibria の原論文である Eldridge and Gould (1972) に,Vladimir Vladimirovich Nabokov の小説が引用されててちょっとビツクリ.Lolita じゃなくて Ada だけど.
2007-05-05
ThinkPad のバッテリが復活.バッテリがなくともACアダプタがあれば動くには動くのだが,ThinkPad の場合にはバッテリが向かって手前側にあることで絶妙な重心位置となっているため,バッテリがないと使いにくいことこの上なかったりするわけで.
2007-05-04
2007-05-02
やってくれるぜ Elsevier .ebooks の無料トライアルですと.Ancient Marine Reptiles とか Marine Mammals とか,つーか,こないだ買ったばっかの Geometric Morphometrics for Biologists までも.あとおもしろそうなところで Geometric Measure Theory とか An Ontological and Epistemplogical Perspective of Fuzzy Set Theory とか Fuzzy Logic in Geology とか Multibariate Polysplines とか The Character Concept in Evolutionary Biology とか (なんとなく気になった文献リスト).