下が古い.上が新しい.間は他所

2008-10-10

いつもの研究グループ向けではなく,他の研究グループにも向けた講座全体のゼミで喋る.しかもよりにもよってテーマは「パラダイムシフトと異端の学説」で,自分の割り当てが進化論.いや,好きでやってるんだけど.結局 Aquarboreal Ape Hypothesis をネタに,最終的には Gould & Lewontin, 1979 の適応主義のネタで落とすという,それなりに無難な話.いや,人類の進化自体に答えを与えないという点では全然無難ではない.大半が地質屋で,進化そのものを誤解してそうな人々が集まっていたので,時間がないにも関わらず色々話を詰め込みすぎたかなという感じ.そういうつっこみもあったし,まだ若くて覚えたことを何でも喋りたがるお年頃なのね,結局喋り方の問題よね,といういつも通りといえばいつも通りの結論.