Mahnerm, M. & Bunge, M. (著), 小野山 敬一 (訳),「生物哲学の基礎」, シュプリンガー・ジャパンと Filler, AG. (著), 日向やよい (訳), 「類人猿を直立させた小さな骨―人類進化の謎を解く」, 東洋経済新報社を購入.後者は人類の進化のみならず,動物の進化一般や哲学的な領域について非常に示唆に富み,かつ読みやすい良書.
下が古い.上が新しい.間は他所.
2008-09-30
2008-09-28
地質学的な時空スケールというのはどうしたら理解できるか,という話.よくある地球の歴史を1日に置き換えるとか,地球をリンゴの大きさに例えるとか,確かにそう例えるしかないのだが,あれは必要な喩えではあるけど,足りるとは思えない.何も考えずに一秒過ごすように,水を飲まずに丸一日を過ごすこともできてしまうし,リンゴ一個は一食分に足りるかも怪しい.毎日ひたすら歩いて地質図を書いてはそれを世界地図に落とし込むとか,ひたすら柱状図を書いては地質年代表と対比するとか,そうやってさんざん苦労して自分が体験できることがどれだけ小さいか,ということを感じられるかにかかっているような気がする.
2008-09-27
そろそろ冬靴をどーするかなーとアレコレ物色中.この 5 シーズンほど,NIKE ACG の Air Zoom Tallac を 2 代ほど履いてきたのだが,いよいよこのブランドが消滅したらしい.さてはて.
2008-09-18
2008-09-16
相談できる人間がいるかどうかってのは,それが軽いことでも重いことでも,致命的ですよね,というアレやコレで浮いたり沈んだり.毎度書いてることではあるけど,話をする上で謙虚さというのは非常に重要.ただそれが度を過ぎて卑屈になってしまうのも問題.(自分が悪い?→相談できない→鬱) → 自分が悪い? という無間地獄.まぁなんと言いますか,いろいろ救われてますなぁ,と.
2008-09-15
2008-09-15T14:40 の続き.いろいろと妙なインデクスを発明してみては有意差は無いよと言っているのだが,話の前提として Ornithodira と Crurotarsi で占有していた Morphospace が違うって言ってる時点でイミフ.原因はそこじゃないのかよ,と.
2008-09-14
2008-09-13
2008-09-12
2008-09-11
そういや今日は 9.11 だったよーで.高卒後のプータロ 2 年目のときのことですな.思えばテレビを見なくなったり新聞を購読しなくなったきっかけが,まさにコレ.この頃,受験対策と称して英字新聞を購読していたりしたわけだが,この日以来,毎朝 Bush か小泉の顔,そして大本営発表のみ.イスラム圏からの率直な感想など聞こえもしない.という具合に,いわゆるマスメディアってヤツの偏りを痛感したわけである.もっとも,毎度書いていることではあるが,個々のメディアが偏っているのは仕方のないことだし,歪みのないメディアなんて期待してない.むしろ,自分の行けないところの情報を拾ってきてくれるジャーナリストという役は間違いなく必要なものである.問題は,個々のメディアの歪み方というものを見抜けるかであって,そのためには可能な限り多数のメディアから情報を得て,可能な限り多数の他人の意見を参考にして,そのフィルタを推定し,フィルタの向こう側を推定しなければならない,というのが自分なりの結論.ついでに言えば,情報源は,(見かけの) S/N 比が高いことよりも,意見の多様度が高いことの方が重要.
2008-09-10
2008-09-09
2008-09-08
某掲示板定点観測所だより:相変わらず science と engineering の境界がオカシイ気がする.物理屋さんを敵に回してることに気づいてない.…機能形態学,というか適応主義ですね,わかります.