某所で生じた…というか元々あった熱源に油を注いでしまった件について.ひっかかったのは,統計学で言うところの fitting と model selection をまとめたものを「近似」と呼ぶコト自体は ok なの?ということと,「真理」とか「自然」という文字列で指したものは J.v. Uexkull の言う環境 (Umgebung) と環世界 (Umwelt) のどっち?ということの 2 点.まとめたものを「近似」として環境を「自然」と呼ぶなら「自然科学は自然を近似する」でも間違ってはいないと思うのだが,この話を目撃するまでは fitting が近似で umwelt が自然だと思っていたので,むしろ発端の記事の方が違和感が無かったという話.まぁ,両者の話を聞いた今となってはどっちでもいいんだけど.
下が古い.上が新しい.間は他所.