下が古い.上が新しい.間は他所

2009-08-13

ひさびさに夜の特別講義「思索と人生」.主に,絶滅生物の復元は現生生物の姿形や振る舞いに準拠しなければならないのかという問題.端的に言えば,「絶滅生物+現生生物」という巨大な集合の諸要素を「現生生物」のみから定義される分類群に同定することは決して妥当とは考えられないだろうというお話.つまり「復元」と称して同定する先の分類群は,既知の生物から外延的に定義する集合ではありえないということ.たぶんそれは,新たに発見される生物にも対応できるよう一段階メタな視点から構築される分類群,たとえば物理モデルというクラスなんだろうということで,これは前から主張していることでもあり,大してブレていない.

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