下が古い.上が新しい.間は他所

2010-02-25

重い腰を上げて,とある化石の記載論文を書きあげようという流れを作ってみた.卒論どころか 学部の3年の時から関わり始めて,よくもまぁ長々と放置したもので,我ながら救いようが無い.そう書き始めたところで言い訳をしておくと,正直なところ化石の記載論文がどういう論理で書かれるものなのかを心得ていなかったが故に筆が進まなかったというのがある.たとえば,SYSTEMATIC PALEONTOLOGY と題してタクサを宣言した後にその記載をするというフォーマットだとか,diagnosis と description の区別だとか,そういうあたりである.自分の場合,それを理解する前提として,関係代数とか型理論とかへの理解が必要だった.あとは,関数型言語を常用しはじめたついでに命令型言語や宣言型言語との違いを把握したというのも大きい.