下が古い.上が新しい.間は他所

2013-01-26

いわゆる因果役割機能 (causal role function) というのは Luhmann (1958) の言う機能そのまんまと思っていいと思う.で,そこから先の,その機能を備える対象の交換可能性を考えたとき,対象の上位単位をイデオロギーとするのが起源説 (etological theory) で,組織の存続とするのが傾向性説 (propensity theory) という解釈 (因果役割機能,起源説,傾向性説といった分類は Sterelny & Griffith の Sex and death あたりを参照).