気候と気象,環境と環世界の違いが分からない輩は「環境問題」を語るべきではない.
下が古い.上が新しい.間は他所.
2008-12-31
2008-12-29
某大学院理学研究院生物科学講座が,生命科学院生命科学専攻,理学院生命理学専攻,理学院自然史科学専攻に切り分けられたのは,組織運営云々を抜かして純粋に学問分野の切り分けという観点で見ると妥当だったように見える.特に多様性生物学講座が自然史科学専攻に分類されているという点で.
2008-12-28
2008-12-27
かれこれ 3 年使ってきた Creative Zen Neeon.ここ 1 ヶ月弱の間にディスプレイが化けて何も見えず曲の検索等ができない状況に陥っていた.on/off はわかるからとりあえずいいかー,とか思って放置していたのだが,ついに何も表示されなくなった.もう on だが消音状態だとか,誤操作で空のプレイリストを再生してしまっているのかわからない.まだ 2GB の usb メモリとしては使えるしぃ,とか言いたいところだが,ケーブルが無いと繋がらないあたり,生協のレジ横で売ってる 4GB で 960 円のメモリにも劣る.正月のセールまで耐えるかねぇ.
2008-12-26
2008-12-23
2008-12-22
結局,ネクトンとプランクトンの違いというのは,能動的に泳げるかどうか (などというよくわからん言い回しで定義される違い) ではなくて,サイズによる恣意的な区別でしかないよなぁ,とか思ったり.区切りをどこにするかは曖昧だけど,水そのものの性質とか,海洋とか湖沼に生じる流れのスケールとか,言い訳はそれなりにある.そうやって識別されるネクトン (つまりサイズが大きい生物) が能動的に泳いでいるように見えるのは,たまたまヒトがネクトンのサイズだからだよなぁ,とかなんとか.
2008-12-21
ここのサイトにコメント欄が無いことについて.コメントが集まるほど読まれていないのでコメ欄を用意するだけ空しいという事実もあるが,それなりの言い訳もある.端的に言えば,ここは自分の考えを時系列に残すためのところだということ.もちろん,思想は他人との会話によっても更新されるのだが,それをここに残した場合,その言葉は誰の言葉になるのか,という問題が生じてしまう.極端なことを言えば,各自の思想というのはそれぞれが一つのスレッドで,複数のスレッド間でメッセージパッシングが起こっている,というモデルでセカイを捉えている,という意味.言い換えれば,各自がコメント欄もなければ記事の修正もできない blog を運用し,そして会話は trackback だけで成り立ち,各自の blog には ping を受け取った時刻だけが記録される,というイメージ.
ココの話はあまりにも断片的過ぎるのでそれなりにまとめようかなぁ,というプロジェクト.最初からまとめて書けよという話ではあるが,基本的に思想なんてものはコロコロと変化するものなので,内容はどんどん更新されてしまう.ところが,或る時刻にどのようなコトを考えたのかという事実そのものは覆せないので,それは時系列データもどきとして累積すべきだろう,とも考えたりする.何かをまとめようというとき,それをまとめるためのメタな思考がまとわりつくことを考えると,無理にそれを分別するのは面倒くさい.より正確に言えば,1階の部分を切り離すのは簡単だが高階の部分を切り離すのは難しいんじゃないか,ということ.かくして,この log は用意されていた.
2008-12-20
2008-12-18
[リンク先注意] 知ってる人は知っている,その昔メイド喫茶に通っていたという話.どこかといえばその昔 www.mer-maid.jp を使っていたステキなトコロ.そのドメイン名は,横浜の同業者に使い回された後,放置されていたのだが (2008-03-20T15:51, 15:57),いつの間にかよくわからんメイド喫茶レビューらしきものが置かれるようになった.この末尾のリンクを辿ると「ユダヤ学習法」などというますます怪しいテキストに辿り着き,さらに別のドメインに誘導される.これ以上は深追いしていない.
某掲示板定点観測所だより:あの本に関する言及が現れる.数値数値と言うが,問題は数値で表現されているかよりも,その数値が何を意味するかを読み取る能力があるかだったりする.証拠があれば,数値や写真を用意することが可能であり記されて然るべき情報ではあるが,実際には捏造可能なので,それが記されていることだけでは証拠の正当さは保証されない.また,数字や記号を任意に並べて作った文字列が妥当な数式であるかどうかは,数学的な表現を自在に扱える人間にとっては自明なことだが,そうでない人間にはわからない.極端なことを言えば,職人は数字なんぞ見なくてもそこに本質を見てしまうので,職人芸でなんとかなってしまうものを適切な数式で表現することは,職人芸を否定することではなく,むしろ職人芸を肯定することに過ぎなかったりする.そういう意味で,何かを数字を用いて定量的に表現して見せることは,バカに対するハッタリ以外の何者でもなかったりする.
2007-05-11T02:48 なんかで言ってた形態があって,それで実現できる動きがあって,その性能があって,その動きを実現して,その差が淘汰の対象となるというパラダイムが,既に Garland and Losos (1994) で言及されていたという話.やっぱりそこにたどり着くよね.というか,自分でひたすら悩みぬいて思いついた話が既に他人により論文になっていると安心感が違う.
2008-12-16
Firefox 3.1 beta 2 をインストール.Add on のフィードリーダーが使えなくなったので,ついでに google reader に移行.メインマシンとサブノート上での同期をちゃんとしていなかったので何かと問題があったのだが,これで解決.
2008-12-10
2008-12-08
家族以外で顔と名前に加え誕生日までもが一致している人間は 3 人しかいない.これがまた別に好きになった女の子というわけでもなく (当然ながら好きになった男の子でもなく),なぜ覚えてしまったのかも分からないが,とにかく覚えてしまったものだったりする.なんでそんな話かといえば,今日はそのうちの 1 人の誕生日だったりする.これまた,そいつの電話番号を知っているわけでもなく,だいたい卒業後はただの一度も会っていないし連絡をとる気もないのだけど,とりあえず誕生日なのでめでたいんじゃないかとは思う.
2008-12-07
2008-12-05
動物の遊泳速度等のデータを網羅的にコンパイル中.文献の数もさることながら,表記どころか実験手法も全く正規化されていないのが非常に辛い.今やってる作業もだが,例の棒状生物の形態解析も同様.死ねる.
2008-12-04
2008-12-02
Cooper et al. Journal of Experimental Biology 211, 1859-1867 (2008). Balaenoptera の前翼が妙に大きいことへの回答.なーる.